大将の戒め / 徳川家康
2004.06.30 by Katsuhito | Filed under word.大将の戒め
大将というものは
敬われているようで その実家来に
絶えず落ち度を探られているものだ
恐れられているようで侮られ
親しまれているようで疎んじられ
好かれているようで憎まれているものじゃ
大将というものは
絶えず勉強せねばならぬし
礼儀もわきまえねばならぬ
よい家来を持とうと思うなら
わが食を減らしても
家来にひもじい思いをさせてはならぬ
自分一人では何もできぬ
これが三十年間つくづく
思い知らされた家康が経験ぞ
家来というものは
禄でつないではならず 機嫌をとってはならず
遠ざけてはならず 近づけてはならず
怒らせてはならず 油断させてはならぬものだ
「ではどうすればよいので」
家来はな 惚れさせねばならぬものよ
元和二年六月 徳川家康
先日の結婚披露宴の祝辞で聞いた言葉です。将来社長となる新郎に向けたものなので、普通の祝辞では披露されない言葉ですよね。 (^^;)
結果として徳川300年の礎を築いた家康ですが、広く知られているとおり天下を取るまでにとても苦労をしています。その経験からにじみ出てくる言葉なのでしょう。まさに「戒め」ていますよね。
私は早速手帳に入れました!